株式会社HOWLING BULL/株式会社Creative Communication Management 代表取締役 小杉 茂 メッセージ

アーティストのマネジメントや、レーベルの運営を始めて30年・・・その間、彼らの繊細な「こころ」と向き合うために、カウセリングや心理学を学び始めて10年近く経った。

そんなある日、若者の悩みと向き合ってボランティアで活動をしている岡田さんと出会う機会があった。自らも様々な事件や悲しみを乗り越え、その経験を活かして子供達の「怒り」や「悲しみ」や「不安」を受け止めている。

聞けば元X-JapanHideの大ファンで、彼の曲に生きる勇気をもらったという…その時、俺の心の中で何かが繋がった…「音楽で岡田さんの活動をもっと世の中に広めましょうよ」実はこのアイデアは何年か前に諦めていたモノだった。

今から10年ほど前、Hopeless Recordsというカリフォルニアのインディーレーベルが立ち上げた「Take Action」という活動だ。それは、「若者たちの自殺」を止めるために、24時間カウンセラーとつながるホットラインを音楽の力で拡散するという運動だった。いろんなアーティストの曲が入ったコンピレーションアルバムを格安で販売する。そのCDには電話番号とメッセージが書いてある。「自殺を考えたら、〇〇ー***~△△△△に電話をして!」というものだった。そこには様々な若い世代のバンドが名を連ねた。そしてCDの制作のみならず、その活動を支援するためのライブイベントも行われ、全米をツアーした。このレーベルのオーナーはLouis Posen、彼は若い時に視力を失ってしまったが、類稀なるセンスで自社レーベルをトップブランドに育てあげた。

当時、彼のレーベルとは業務提携をしていたので、一度ディナーの席で「Take Actioon」について尋ねたことがあるのだか「僕らの音楽を聴いてくれている仲間が自殺していくなんて、耐えられないだろう?」という答えだった。当時彼らの行動に感銘を受けて、日本でもこの活動をやりたいと思ったのだが、当時はカウンセリングの世界もよくわかっていなかったので、断念したということを、岡田さんとの出会いが思い出させてくれた。

岡田さんたちの活動を、音楽を使って広げていけばいいんだ!

そして、すぐにHideの弟でHead Waxの松本裕士氏に連絡をした。そして、この話の顛末を告げると彼から帰ってきた言葉は「やりましょう!」という心強い返事だった。

とはいえ、具体的にどこから手をつけるか悩んだ挙句、まずはtellme.linkというサイトを立ち上げて、ここにくれば24時間相談ができるという枠組みを作ろうということになった。そこで相談をしたのがbottlevoice.comという、カウンセラーとクライアントのマッチングサイトを運営している村田さんに相談することにした。もちろん彼の返事は「やりましょう」の一言だった。